Internet Explorer 11のキャッシュ(一時ファイル)の設定を変更するレジストリ
目次
グループポリシーなどで管理者に制限されてインターネットオプションでキャッシュ(一時ファイル)に関する項目がグレーになっていて設定変更ができないといったときにレジストリから変更する方法をメモ。
Windows7/8.1もほぼ共通だと思われます。
インターネット一時ファイルのレジストリ
以下は制限されていないWindows10のIE11の場合の画面です。ここに表示されている項目をレジストリで設定します。
一時ファイルの確認方法を変更するレジストリ
- HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Internet Settings
- SyncMode5(REG_DWORD)
モード | 値のデータ |
---|---|
Webサイトを表示するたびに確認する | 3 |
Internet Explorerを開始するたびに確認する | 2 |
自動的に確認する | 4 |
確認しない | 0 |
一時ファイルに使用するディスク領域を設定するレジストリ
ディスク領域を250MBで設定する場合。
- HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Internet Settings\5.0\Cache
- ContentLimit(REG_DWORD)
- 値のデータ:250(10進数)
一時ファイルを保存するフォルダーの場所を指定するレジストリ
Windows10のIE11の場合のデフォルト「C:\Users\info\AppData\Local\Microsoft\Windows\INetCache\」の場合
- HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\User Shell Folders
- Cache(REG_EXPAND_SZ)
- 値のデータ:%USERPROFILE%\AppData\Local\Microsoft\Windows\INetCache
履歴に関するレジストリ
ページを履歴に保存する日数を指定するレジストリ
- HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Internet Settings\Url History
- DaysToKeep(REG_DWORD)
- 値のデータ:20(デフォルトの20日の場合)