壊れかけのハードディスクをSSDに交換。
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先日、友人が購入して2年程度しか経っていない某N○Cの「ノートパソコンの調子が悪い」と連絡がありました。
幸いにも起動時に警告のメッセージが出るものの、F1を押せばまだ起動ができる状態でした。
SMART機能でエラーが検出されました。HDD 0: TOSHIBA MK32656GSX-(S1)
警告:すぐにデータをバックアップして、HDDを交換してください。
HDDが故障する可能性があります。
<F1>キーを押すと、継続します。
恐らくハードディスクに不良セクタが発生しているのだろうということで、Crystal Disk Infoをインストールしてみると予想通りの異常が発生している診断結果が出ました。
不良セクターを代替セクターに移動して、異常箇所は記憶領域として使わなくするような処理をしてくれるツールとしてHDD RegeneratorというブータブルCDとして使うソフトがあり、エラー箇所を修正できれば、簡単に直るはずだったのですが、修正することができずハードディスクを交換することにしました。
しかし、せっかく交換するならSSDの方が高速なので、友人に勧めてみたところ快諾したので、アマゾンでIntel SSD 330 240GB(SATA3)を購入。
現状のハードディスクの内容をそっくりそのままSSDに移動するため、SSDをUSBでつなぎAcronis True Image Home 2012PlusのブータブルCDにあるクローン作成ツールを使用してデータを移動。
こういったディスクをコピーするフルーソフトはフリーで沢山ありますが、容量が違うディスクに移動する際はパーテーションサイズを予め変更しておくことが必要です。しかし、Acronis True Image Home 2012Plusでは自動でパーテーションサイズを振り分けてくれるので楽にクローンコピーができます。
クローンコピーが完了したので、壊れたハードディスクを外してSSDと交換。最近のノートパソコンはメンテナンスしやすいようにできているので、交換は楽勝です。
交換後は普通に起動しました。起動時間も30秒程度。速っ!
ついでに、取外す前の壊れかけハードディスクをCrystal Disk Markでベンチマーク。書き込みが異常に遅い。
交換後のSSDをベンチマーク。シーケンシャルリードが450Mbpsくらい出てもおかしくないSATA3に対応しているSSDですが、パソコン側がSATA2なのでこんなもんですが、あきらかに速い。
ということで一件落着。