【Windows10】CLOCK_WATCHDOG_TIMOUTというブルースクリーン(BSOD)でやったこと
目次
せっかく組んだPCでWindows10が起動できない!?
第11世代IntelCore-i9 & PCIe 4.0 規格のパソコンに入れ替えるため、以下のパーツを買い揃え、Windows10をインストールしたら、Windows起動中に『CLOCK_WATCHDOG_TIMOUT』というブルースクリーン(BSOD)が百発百中出て、Windows10のインストールが完了できない状況に陥りました。
パーツ | 製品 |
CPU | Intel Core-i9 11900K |
M/B | ASUS PRIME Z590M-PLUS |
RAM | G SKILL DDR4-3200 16GB × 4枚(計128GB) (F4-3200C16D-32GTZRX) |
GPU | NVIDIA GTX1650 |
SSD | Cドライブ:WD_BLACK™ SN850 NVMe™ SSD 1TB(PCIe4.0x4) Dドライブ:IntelSSD 760p 1TB(PCIe3.0x4) |
OS | Windows 10 x64 21H1 |
エラーが出るタイミング
Windows10インストール後、最初の起動中です。
ユーザー作成の画面より前で、『構成中』とグルグル回っている時点です。Windows10のバージョンを変えてインストールしても同様でした。
原因はUEFIのオーバークロック設定!?
Googleで『11900K + CLOCK_WATCHDOG_TIMOUT』を検索したら、11900K、ASUS、Z590、CLOCK_WATCHDOG_TIMOUT、CRASHに関する英語のページがたくさんヒットしました。
どうやら、オーバークロック(OC)関係で、CPU、メモリのクロック上げすぎか、電源容量不足で起こっているみたいです。しかし、UEFIの設定はデフォルトのままでオーバークロックはしていません!UEFIのCPUやメモリのオーバークロック(OC)関係の項目(Ai Tweaker)をいじったら、ログオンからデスクトップ表示まではできるになりました。
いろいろいじったところ
いろいろ設定を変えてみましたが意味がありませんでした。
しかし、途中で『CLOCK_WATCHDOG_TIMOUT』が表示され自動的に再起動になります。
私の場合は原因は電源供給不足だった
UEFIの設定を疑っていましたが、結局原因はマザーボードへの電源供給不足でした。
マザーボードに4pin+8pinの電源コネクタがあるのですが、電源パーツの端子に不足で4pinまたは8pinのどちらかしか挿すことができず、8pinのみ挿していました。電源不足が原因なのかも?ということで、電源の変換ケーブルを購入し、4pin+8pinにすべてケーブルを挿してたところ、無事に起動できました。グレードの低いCPUであれば、このような問題は起こらなかったかもしれませんが、Intel Core-i9 11900KみたいなハイパワーなCPUにはフルに電源を供給しないと動かないものなんですね。