ヤフオク!でゲットした富士通の中古ノートパソコン「LIFEBOOK U939/BW」。SATAハードディスクやSSDの修復など、他のPCのメンテナンス用に、軽くて、薄くて、Type-CやUSB3.0が使えるノートパソコンが欲しいな~と購入した物。届いた物は内臓のドライブが無かったので、SSDを購入するときにどんなSSDを買えばいいか戸惑ったのでメモ。
LIFEBOOK U939/BWの仕様
Intel 第8世代CPU搭載で、USB3.1(Gen1・Gne2)、TYPE-C、Thunderbole3が使える。
使用できるSSD
いろいろ調べて分かったことは、M.2のスロットは2つあり、以下のタイプのSSDが使用できます。
- M.2のSATA SSD(2242/2280)
- M.2のNVME SSD(2280)
LIFEBOOK U939は「SATAしか使えない」とか、「NVMEも状況によっては使える」とかネット情報はバラバラだし、メーカーサイトも詳しく書いていないし、何が本当なのかわかりませんでしたが、最終的にM.2タイプのSSDであれば、市販されている普通のSSDが使えることがわかりました。
1スロットはSATA/NVMEの兼用だった
BIOS上では内蔵ドライブのスロットが3つあるように表示されますが、実際の物理的なM.2スロットは2つしかなく、長さが2280対応のM.2スロット1つでSATAとNVMEに対応しているそうです。以下の動画で知りました。試していませんが、NVMEのSSDも表裏逆にして挿すとドライブ3として認識みたいです。どういった理由で表裏が逆になっているのかは不明です。NVMEのSSDはPCI Gen3対応となりますので、Gen4以上の物を挿してもGen3並みのスピードしか出ません。
2242のスロットはSATA専用
長さが2242タイプスロットはSATA専用のようです。ここにSATA SSDを挿すとドライブ0で認識されると思われます。以下の参考ページにあるように、ここに2242のNVME SSDを挿しても認識されないようです。
切欠きが異なるスロットの形状
そもそも、戸惑った理由はM.2タイプのSATA SSDは切欠きが2つありますが、スロットには1つの仕切りしかないし、NVMEも使えるという情報がありましたが、NVMEのSSDの切欠きは左右逆でした。どの情報が正しいのかわからず、とりあえずSATAのm.2を購入してみました。
本体のM.2スロット
本体の基板には2つのM.2スロットがあります。一般的なNVME M.2 SSDの切欠きと左右が逆になっています。
2242タイプ側
2280タイプ側
購入したSATA SSD
Amzonで約5,000円くらいで購入。
表裏を逆にして挿す
ラベルを上にしてM.2スロットに挿そうとしたら、切欠きが合わず挿すことができませんでしたが、裏替えしたら挿すことができました。
BIOSで認識された
BIOSではしっかりドライブ2に認識されていました。ドライブ0から始まるのに、ドライブ1が無いのは謎です。
ベンチマーク
Windows11をインストールしてCrystal DiskMarでベンチマークした結果です。シーケンシャル(連続読み書き)については、ほぼメーカーの公称値通りでSATAび上限に近い数値でした。ランダムの数値が低いのは仕方ないかなと。
まとめ
裏表を逆に挿すのは想定外でしたが、結果的にSATAもNVMEのどちらでも使えることがわかって良かったです。それが最初にわかっていれば、SATAよりも高速なNVMEのSSDを購入したかったのですが、メンテナンス用のPCなので、とりあえずSATAのまま使ってみようと思います。