1個のUSBメモリで複数のブータブルUSBを管理できるツール
まるで十徳ナイフのように、WindowsのインストールやPCの修復に使うブータブルUSBを1個にまとめられるツール「Ventoy」。無料で使用できるフリーソフトです。
Ventoyで作成したUSBメモリ内に、ブータブルメディアのISOファイルを保存するだけ。できあがったUSBメモリからパソコンを起動すると、保存してあるツールの一覧が表示され、それぞれのツールを選択して起動できる優れもの。これで数メガバイトしか使用しないのに、無駄に数ギガバイトのUSBメモリを複数用意したり、ツールを変更するたびにUSBメモリを差し替えたりせずに済みます。
また、ブータブルメディアによっては、WindowsベースやLinuxベースの物がありますが、混在してもOKです。
ちなみに、私がブータブルメディアとして使用しているソフトは以下です。
- Windows11/10のインストールメディア
- Acronis True Image
- EaseUS Partition Master
- HDD Generator 等
BIOS/UEFIのどちらでも起動できるらしい
パソコンと保存したISOイメージがUEFI/BIOSが違っても起動できるか?
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ブータブルUSBメモリの作成方法
USBメモリにVentoyをインストール
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ブートイメージの保存
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ポータブル版のアプリを入れると更に便利
ブータブルUSBメモリとしての用途だけではなく、普通にUSBメモリとしても使えるので、7-Zipの他、ポータブル版のアプリやWindows標準ツールのショートカットなどを入れておくと、更に便利ではないでしょうか?
ブートしてみる
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セキュアブートに注意
類似のツール
Rufus(ルーファス)
ISOファイルからブータブルUSBメモリ作るツールとして有名な「Rufus(ルーファス)」というフリーソフトがありますが、これはこれで細かいセッティングが追加できたりと便利で高機能なソフトで愛用していますが、単一のブータブルUSBメモリの作成に特化しています。
しかし、Ventoyは複数のブータブルメディアのISOファイルを保存するだけと、使い方が簡単な上に、超万能な自分好みの最強USBメモリが作れるという楽しみもあります。環境によってはVentoyのUSBメモリから起動できなかったり、保存してあるツールが起動できないこともあるかもしれません。その際はRufusで専用のUSBメモリを作るなど、併用すればいいかと思います。できればRufusもVentoyと同じことができればいいなと思います。
iODD(アイオド)
他にもiODDという、仮想DVD/CDドライブとしてなりすますハードディスクケースがあります。ODDはオプティカルディスクドライブ(光学ドライブ)の略。私はこれも使用しており、重宝していますが、使い方にクセがあり金額も高いです。メリットとしてはUSBメモリ以上のHDDやSSDが使えるので、ハードディスクのバックアップとツールの共存ができるというメリットもあります。
Ventoyをハードディスクにインストールすれば同じことができるかもしれません。
まとめ
パソコンのOSをインストールしたり、メンテナンスしたりすることが多い方には非常に良いツールではないでしょうか?ブータブルUSBメモリの整理におすすめです。