起動後のネットワーク接続エラーをバッチファイルで解決:Windows10/8.1/8/7

目次

Windows Vista のときもそうでしたが、Windows8 でもなぜかインターネットに接続ができない状態で起動するということが頻繁に起こります。

 

そんなときは...

  • LANケーブルを抜き差ししてみる。
  • デバイスマネージャーでネットワークアダプターを無効にして有効に戻してみる。

といったことをすれば、インターネットがつながるようになります。

ただ、毎回はとても面倒です。

よって、バッチファイルの出番です。バッチファイルを管理者権限で実行すれば、コマンドプロンプト経由でネットワークアダプターの無効・有効を簡単に行ってくれます。

バッチファイルの作り方

このバッチファイルはNetshコマンドを使い、ネットワークアダプタを無効化・有効化を連続で行います。

バッチファイル

メモ帳がワードパッドなど、テキストエディターを開き、以下の2行を記述し、適当な名前に「.bat」を付けて保存します。(例:nic_reset.bat)

「.txt」で保存して、あとから拡張子を「.bat」に変更してもOK。「.bat」はメモ帳で開けば後からでも編集できます。

Windows10/8.1/8の場合

netsh interface set interface name="イーサネット" disable
netsh interface set interface name="イーサネット" enabled

今回はWindows8で試していますが、恐らくWindows10でもいけるはず。

Windows7の場合

ちなみに、Windows7の場合は"イーサネット"の部分を" ローカル エリア接続"にします。

netsh interface set interface name="ローカル エリア接続" disable
netsh interface set interface name="ローカル エリア接続" enabled

バッチファイルを実行する方法

右クリックして「管理者として実行」を選ぶ

  1. 上記のファイルを右クリックして「管理者として実行」を選ぶ

これだけで、一瞬コマンドプロンプトが表示され、すぐに消えます。そうするとデスクトップ右下のネットワークアイコンが、×から正常に変わります。

このバッチファイルの「set interface」というコマンドは管理者権限でないと実行できないようです。

バッチファイルに以下の1行を最初の行に挿入すれば、コマンドプロンプト上で管理者権限に昇格できるのですが、コマンドプロンプト上でパスワードを途中で求められ、パスワードなしではバッチ作業が中断されていまいます。(ここでのパスワードとはウィンドウズにログオンするときのパスワードのことを示します。)

runas /user:ユーザー名\administrator cmd

これでだめなら以下の方法もあります。

その他参考

Windows Vista や Windows XP の場合は管理者権限でなくてもバッチファイルをダブルクリックするだけで行えます。その方法は以下を参考にしてください。

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