ヤマハルーター交換で拠点ユーザーにIP Messengerが送れなくなった

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本店と支店の拠点間で社員連絡に『IP Messenger』というフリーソフトを使用しています。

インターネット回線をフレッツ光プレミアムからネクスト隼に品目変更したついでに、ルーターをYAMAHA RT-58iからYAMAHA RTX-1200(NTT仕様のBiz Box N1200)に変えました。

すると以前使えていたIP Messengerが、拠点間でメッセージが送れないなど、ルーター交換前同様に使用できなくなりました。

更新ボタンを押しても、本店では本店内のユーザーのみ見え、支店のユーザーが見えず、支店では本店のスタッフが表示されない状況でした。(同セグメントのユーザーのみしか見えない)

IP Messenger

 

IP Messengerの設定を見ても、ちゃんと支店のブロードキャストアドレスが登録してありました。

IP Messenger設定

 

ルーターを替えた以外は特に何もしていないので、きっとルーターの設定が怪しいということで、ルーターのConfigを見なおすと以下のブロードキャストに対するコマンドが抜けていることに気が付きました。

ヤマハルーターを使用している環境下で、IP Messengerを使用する場合は以下のコマンドの登録が必要なようです。

ip filter directed-broadcast off

これでブロードキャストアドレスに対するフィルターがオフになり、他のセグメントのユーザーに対してメッセージを送信できるようになりました。

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YAMAHAルーターの時計(時刻)とNTPサーバーを同期させるコマンド

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Windows7のコマンドプロンプトでtelnetを使用できるようにする。