起動時に毎回battery.dllの「発行元を確認できませんでした」とエラーが出るときにしたこと
目次
「不明な発行者」とエラー表示が出る
富士通のノートパソコンをリカバリーしていろいろいじっていたら、起動のたびに以下のエラーが必ず出るようになりました。OSはWindows7です。
FUJITSU Battery Check Tool - セキュリティの警告
発行元を確認できませんでした。このソフトウェアを実行しますか?
名前: battery.dll
発行元: 不明な発行者
このファイルには、発行元を確認できる有効なデジタル署名がありません。信頼できる発行元のソフトウェアのみ実行してください。実行することのできるソフトウェアの詳細を表示します。
battery.dllのデジタル署名が原因っぽい
FUJITSU Battery Check Toolは工場出荷時に初期化したら最初から入っているソフトウェアです。今まで何度もリカバリしてきてこのようなエラーが出たことはありませんでした。
[不明な発行者]を開いてみると、富士通の署名を認証するCOMODOの証明書に「この証明は問題があります」といった表示があり、battery.dllの電子証明書が正当なものか確認できていないっぽい感じでした。
リカバリ作業の途中でLANケーブルを抜いたり挿したりしていたので、オンラインで認証局に確認することができなかったためにエラーが出ていたようです。
インターネット回線に接続したら解決できた
さっそくLANケーブルを挿して、インターネットにつながる状態にしたら「証明書の状態」が「この証明書は問題ありません。」に変わっていました。
その後はLANケーブルを抜いたままオフライン状態で何度も再起動してみましたが、エラーは出てこなくなりました。