自分でもできる?!腕時計のヘアラインと鏡面をポリッシュ(研磨)してみた

チャレンジしてみようと思ったきっかけ

婚約指輪のお返しに妻からいただいたタグホイヤーの腕時計。購入してから約13年使用しています。腕時計はこれ一つしか持っていません。せっかくいただいた物なので、後にも先にもこれ以外の時計を買うつもりはなく、壊れない限りは死ぬまで使おうと思っています。

13年間ずっと使い続けているのでベルトや時計側面のヘアラインはツルツルになりかけで、文字盤周りの鏡面部分は擦り傷でいっぱいです。

ポリッシュ代が痛い

時計の動きも悪く、1日で1~2分遅れたり、2日使用しなかったら停まっていたりとしていたので、先日やっと13年越しに6万円くらいかけてメーカーにオーバーホールに出しました。もっと安くオーバーホールできるところもあったかもしれませんが、13年間1度もオーバーホールしていなかったので、ただ分解・洗浄してオイルを注して終わりでは困るので、パッキンの交換など純正部品でメーカーにしっかりやってもらおうと思い、メーカーに出しました。

しかし、外観のポリッシュ(磨き)を依頼することを忘れており、オーバーホールで動きはよくなったものの外見はそのままで戻ってきました。なんか蘇った感が足りないなと思い。タグホイヤーのサポートにポリッシュ(研磨)のみを依頼した場合はいくらかかるか相談したところ、おおよそ2万円くらいかかるとのこと。

依頼すれば新品同様に磨かれて戻ってくるかもしれませんが、オーバーホール代も痛かったのに更に2万円はキツイな~ということで自分で磨くことにしました。

完璧じゃなくてもいい

指や道具のの入らない隙間は磨くことができないのですが、そこまで求めてません。ある程度のキズが消え、鏡面のツヤが戻ってくればそれでいいのです。

この時点で自分のDIY魂に火が点いてしまいました。自己責任でミスってしまうリスクもありますが、できそうならやってみようと思った次第です。

準備したもの

すべてホームセンターで売っているもです。全部で約4,000円くらいでした。

  • 耐水ペーパー #2000(#1500、#1000のほうがよかったかも)
  • ピカール(金属磨き定番の磨き材)
  • 電動ミニルーター
  • 磨き用バフ

ヘアライン部分の研磨

ヘアラインは耐水ペーパーに水をつけて線の方向にこするだけです。

本来は本体とベルトを分離して行うのがいいみたいですが、ベルトを分解する工具が無いので、ペーパーが当たったら困るところは念のためマスキングテープで覆いました。

耐水ペーパーで逆に傷が増える失敗が怖いので、念のため粗さは細かい#2000にしました。でも、もうちょっと荒い#1000~#1500でもよかったかもしれません。綺麗なヘアライン復活とまではいきませんでしたが、傷が消えて出来上がりが許容範囲内だったので今回はこのくらいにしておきます。

鏡面部分のポリッシュ

正しいやり方もわかりませんし自己流なので、プロからしたらエェ~無謀!?って感じかもしれませんが、まず磨く前に鏡面部分が擦り傷だらけになっても下地が平らになうるように、荒い傷を取って最後に仕上げの鏡面磨き作業をするという流れがいいのだと思いますが、下地を作る作業で逆に致命的な傷を付けてしまうのが怖いし、今回は初めて行う作業なので、いきなり仕上げの磨きをしてみます。ガラスに傷が付いたらいけないので、念のためマスキングテープを貼りました。

手作業で磨くのは無理

試しに手でどこまで磨けるがやってみました。布に磨き材が含まれている金属磨き用の布でゴシゴシこすってみました。気持ちピカピカな面が増えましたが満足のいくレベルには到達できないと思いました。次にピカールをティッシュにつけてゴシゴシこすってみましたが同様でした。

修復には無理がありますが、鏡面を維持する日々のメンテナンスはこれでいいと思います。

電動ミニルーターとピカールで鏡面復活

2,500円くらいの簡易的なミニルーターですが、金属を切断したりするわけではないので、パワーはなくても回転さえしれくれればそれでヨシと買ってみました。

これで磨き材が含まれた磨き専用のブラシ(粗さ#6000~#8000)をつけてやってました。手作業よりは断然ピカピカになってきましたが、#6000~#8000の粗さでは細かすぎて傷が消えませんでした。

そこで、鏡面部分にティッシュでピカールと塗布して、ミニルーター用の仕上げパフで磨いてみました。すると、みるみるうちにピカピカになってきました。深い傷が取れないものの、求めていたピカピカ感がどんどん蘇ってきました。

磨くことでステンレスを削っていますので、細かくて見えませんが金属カスやピカールが飛び散っているので、私は普段っから眼鏡をかけているのでしませんでしたが、保護メガネやマスクをして作業すほうがいいかもしれません。

最後の鏡面仕上げ

削りカスやピカールを拭き取り、研磨剤の付いていないパフでポリッシュして完了。

まとめ

傷を完全に取り除くことはできませんでしたが満足です。仮に傷を完全に消すほど磨いたら、傷のある部分だけ凹んだりして本来は平らな部分なのに波打った面になってしまったかもしれません。とりあえず、ピカピカ感を復活できたのでよかったです。今回はベルトと本体を分離せずに行いましたが、次は工具を揃えて分解してから作業したいと思います。また、作業後は金属のカスやピカールが隙間に入り込んでいますので、洗浄のために超音波洗浄機もあったらいいと思います。

今後にもし、自分ではどうにもできないときはメーカーに出したいと思います。

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