フィギュアスケート靴のブレードのエッジを研磨するときの丸砥石

目次

フィギュアスケートのマイスケート靴で滑っていて横滑りしたり、スピードが出なくなったりたときにエッジの溝を研ぐために使う砥石。

その砥石を買おうと思ったらなかなか見当たりませんでしたが、いい感じの砥石が見つかったのでメモ。

先日、塗装した中古で買った娘のスケート靴、今回はブレードのエッジに少し錆があるのと、ザラザラ感があったので砥石を買ってエッジの研磨にチャレンジしてみました。

スティックじゃなくてスチック?

買った砥石はナニワ研磨工業株式会社のオイルストーン(油砥石)「油砥石スチック〔丸〕ブリスターパック 」という商品名。

長さ10cmくらいの丸棒状の砥石で、直径6mm、9mm、13mmを買ってみました。16mmは溝が浅くなりそうなので買いませんでした。形状は半丸でもいいと思います。

裏面に「スキー・スケートのエッジ研磨」と記載があります。

サイズはφ9mmかφ13mmが無難かも

砥石を買ったものの、どの径で研磨するのが最適なのかわからず、試しに砥石をブレードに載せてみました。横からみて溝のカーブ的にφ9mmかφ13mmが良さそうです。購入に迷ったらこのどちらかを買えばいいかと思います。

それか、根拠はありませんが、エッジがとがりすぎると摩耗も早いかもしれないので、両方買ってφ9mmで溝を作り、溝の両端のとがった部分をφ13mmで気持ちなだらかにするとエッジが気持ち長持ちするかもしれません。

または、溝を維持するためのメンテナンス用にφ13mmを使用し、溝が浅くなったらφ9mmを使うという感じもいいかもしれませんが、試してみないとわかりませんね...。

勝手なイメージですが、φ6mmは溝が深くなりすぎて横滑りはしないかもしれませんが、エッジが氷に刺さりすぎてターンがしにくくなりそうです。

直径9mmを載せてみたところ

直径13mmを載せてみたところ

サラダ油でOK

油砥石は油に浸して使うのですが、機械油(マシン油)とか持っていないし、灯油もなくどうしようと思ったら「食用油等」の文字がありましたので、サラダ油でやってみることにしました。

しかし、ちょうどサラダ油をきらしており、、ごま油とオリーブオイルがあったので、オリーブオイルに浸してみました。

オリーブオイルで大丈夫かなと思いつつ、研いでみたら意外に研げました。

油ならなんでもいいのかもしれません(笑)

溝があるなら耐水ペーパーもおすすめ

エッジの溝がザラザラしている程度で、エッジを指でさわってみて溝がまだあるなら、耐水ペーパーでも充分かもしれません。

耐水ペーパーはホームセンターに約200円くらいで売っていますので試してみてください。

娘のスケート靴は丸砥石で研ぎましたが、僕のスケート靴は横滑りもなくエッジの溝もまともにあり、表面がザラザラしてる程度だったので、試しに耐水ペーパーで磨いてみました。

耐水ペーパーの粗さは#320#400くらいの物を買いました。小さく切って水を付け、僕のスケート靴のエッジの溝に沿ってこすってみたところ、ザラザラしていたエッジの表面がツルツルになりました。

実際に滑ってみたところ、一蹴りでスイ~と滑れる感じでスピード感が復活しました。砥石買うより安いので、横滑りしていないなら耐水ペーパーでマメにメンテナンスするのがいいかもしれません。

まとめ

専門業者に頼んだことはありませんが、ヘタに研磨を頼んで機械で削られたら嫌だなと思って自分で研磨しました。ブレードのカーブがおかしいとか、極力ブレードの寿命を縮めないよう、自分で研磨してメンテナンスできたほうがいいと思います。溝がまったく無くて砥石だけの手作業で溝を作るのが困難なときは専門業者に頼みたいと思います。

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