Internet Explorer 11(IE11)をコマンドで削除・アンインストールしたいときの方法

目次

Windows7のInternet Explorer 11をどうしても削除したいときの方法をメモ。

IE11を削除したい理由

オフライン環境のブラウザで使う業務用のWEBアプリがInternet Explorer 11(IE11)では動かないけど、Internet Explorer 9(IE9)なら動くという症状に遭遇しました。IE11の互換設定を行っても動かず、何がどう違って動かないのかわかりませんが、とりあえずIE9にダウングレードする必要が出てきました。

ところが削除できない

IE11をアンインストールするために「コントロールパネル」の「プログラムと機能」または「インストールされた更新プログラムを表示」を開いても「Internet Explorer 11」が一覧に見当たりません。どうしてもIE9を入れる必要があるのにIE11を削除するツールや手段が見当たらず困りました。IE11のアンインストーラーやリムーバー、Fix itとか、IE11のセットアップファイルから削除する方法がないか探しましたがありませんでした。

コマンドで削除する方法

以下のコマンドを管理者として実行したコマンドプロンプトに貼り付けて実行すると、IE11関連のファイルが削除されます。実行後は再起動してIE9のインストールをしてみてください。

FORFILES /P %WINDIR%\servicing\Packages /M Microsoft-Windows-InternetExplorer-*11.*.mum /c "cmd /c echo Uninstalling package @fname && start /w pkgmgr /up:@fname /norestart"

IE10を削除したいときは「11」の部分を「10」に変更します。IE9をアンインストールしたいときは同様に「9」に変更します。

IE9のインストーラー

Windows7用のIE 9/10/11のダウンロード先は以下のページにまとめています。IE以外のブラウザが入っているPCであれば、IE11を削除しもてダウンロードできますが、IEしかないPCの場合はIEをアンインストールしたらダウンロードする手段がなくなりますので、あらかじめダウンロードしておいてください。

参考ページ

前へ

Officeのプロダクトキーを登録&認証するコマンドやバッチファイル)

次へ

2018年4月現在、最新のWindows Update 月例ロールアップ (Windows10/8.1/7)