CloudflareがWEBサイトの表示が高速化されるプロトコル「HTTP/3」に対応した件
目次
HTTP/3のサポート開始したCloudflare
2019/09/26CDNサービスを提供しているCloudflareがHTTP/2+QUICおよびHTTP/3のサポートを使用可能にしたそうです。WEBサイトの高速化を常に意識している自分としてはとても気になります。
現時点では本サイトも高速化を目的にCloudflareを使用しており、レンタルサーバーもスピードを売りにしていてHTTP/3にも対応している『Mixhost』を使用していますので、ダブルで対応していることは関係ないかもしれませんが更に高速化できるのではないかと期待しています。
HTTP/3とは?
他のニュース参考記事
CloudflareでHTTP/3を有効にする方法
Chrome CanaryでHTTP/3を試す方法
HTTP/3でWEBページが閲覧できているか試すにはブラウザがHTTP/3に対応していなければなりません。現時点でHTTP/3に対応したChrome Canaryをインストーして試すことができます。
- Windows 10 64bit版の Chrome Canary をダウンロード
- インストールして以下のパスでChromeを起動
"C:\Users\Name\AppData\Local\Google\Chrome SxS\Application\chrome.exe" --enable-quic --quic-version=h3-23
※Nameの部分はユーザ名に入れ替えてください。 - アドレスバーに以下を入力してEnter
chrome://flags/#enable-quic
- 「Experimental QUIC protocol」 をEnable(有効)にする
※以下のサイトでは「support for HTTP/3 (QUIC)」とありましたが、そのようなこ項目は見当たりませんでした。 - F12を押して適当なサイトを表示したときにNetworkタブを開き、Protocolの列を表示したときに http/2+quic/99 の表示があれば HTTP/3 でアクセスできています。
【追記】HTTP/3 と HTTP/2 のパフォーマンスの比較
CloudFlareのブログにて2020/04/14時点でのパフォーマンスの比較が掲載されていました。
またClodflareに限らずWEB全体でHTTP/3のシェアも増えてきているようです。
HTTP/3の対応をオンライン上で確認できるサービス
WEBサイトがHTTP/3に対応しているかURLを入力してチェックできるサイトです。