2018年6月現在、最新のWindows Update 月例ロールアップ (Windows10/8.1/7)
目次
米国時間の毎月第2火曜日(日本時間では毎週第2水曜日)に配信されるWindowsアップデートの月例パッチ。
2018年6月分として配信された現在最新の累積更新プログラムおよびマンスリー品質ロールアッププログラム(Windows10/Windows8.1/Windows7用)のダウンロードリンクをメモ。
※差分更新ファイルやセキュリティのみの更新プログラムは省略しています。
Windows 10 Version 1803 (April 2018 Update)
2018-06 Windows 10 Version 1803 の累積更新プログラム (KB4284835)
ダウンロードリンク
Windows 10 Version 1709 (Fall Creators Update)
2018-06 Windows 10 Version 1709 の累積更新プログラム (KB4284819)
ダウンロードリンク
Windows 10 Version 1703 (Creators Update)
2018-06 Windows 10 Version 1703 の累積更新プログラム (KB4284874)
ダウンロードリンク
Windows 10 Version 1607 (Anniversary Update)
2018-06 Windows 10 Version 1607 の累積更新プログラム (KB4284880)
ダウンロードリンク
Windows 8.1
2018-06 Windows 8.1 向けセキュリティ マンスリー品質ロールアップ (KB4284815)
ダウンロードリンク
Windows 7 SP1
2018-06 Windows 7 向けセキュリティ マンスリー品質ロールアップ (KB4284826)
ダウンロードリンク
既知の問題
このWindows 7 用のパッチは既知の問題として、Streaming Single Instructions Multiple Data (SIMD) 拡張機能 2 (SSE2) をサポートしていないコンピューターでSTOPエラーが発生し、再起動を繰り返す状態になることがあります。その際は、下部にあるコマンドで更新ファイルをアンインストールすれば正常に起動できるようになります。削除後はまた同じ更新ファイルのアップデートを求められますが、右クリックして非表示にすれば更新を求められなくなります。
また、この更新後にネットワークがつながらなくなることがあるようです。その際はドライバを更新する必要があります。存在しないファイル (oem<番号>.inf)の関連が原因のようです。
Windows Update エージェント(Wuapi.dll)は更新なし
Windowsアップデートの更新の確認が遅い、または終わらないときは最新のWindows Update Clientを入れると解消できる場合があります。最近の月例パッチには必ず現時点で最新のWindows Update Client(wuapi.dll)が含まれていますが、今回は前バージョンの2018年5月の月例ロールアップ(KB4103718)に含まれていた7.6.7601.24085から更新されていませんでした。
ファイル名 | Wuapi.dll |
バージョン | 7.6.7601.24085 |
更新日 | 2018年3月14日 |
ちなみに、このバージョンのWindows Update エージェント(wuapi.dll)だけをアップデートする単体のプログラムは配信されていないみたいです。
インストール用バッチファイルの参考
Windows7 64bit用のKB4284826をダウンロードからサイレントインストールまでを行うバッチファイルの参考です。
Windows Updateの自動更新や手動による更新ファイルのインストールが失敗するときにお試しください。
@echo off set DownloadURL=http://download.windowsupdate.com/d/msdownload/update/software/secu/2018/06/windows6.1-kb4284826-x64_9e172f5bb50206dd65d4f60ac07a82baa1aef525.msu set KbFileName=windows6.1-KB4284826-x64 md c:\InstallKB bitsadmin.exe /transfer KbFileGet %DownloadURL% c:\InstallKB\%KbFileName%.msu wusa.exe c:\InstallKB\%KbFileName%.msu /extract:c:\InstallKB pkgmgr.exe /n:c:\InstallKB\%KbFileName%.xml /quiet rd /s /q c:\InstallKB pause exit
更新後に不具合が起こったらコマンドで削除
最近のロールアッププログラムはやた不具合が多いので、特にWindows7のPCで、更新後に再起動を繰り返したり、更新したのにゾンビ化して起動のたびに同じパッチの更新を求められることがあります。そのときはPCをセーフモードで起動し、コマンドプロンプトから以下のコマンドを実行してアンインストールしてください。
wusa /uninstall /kb:4284826 /quiet /norestart
その他のWindowsとWindows Server用
以下のページにWindowsおよびWindows Serverのバージョン別に更新プログラムがまとめられています。
Windows Updateの自動更新が失敗するとき
Windows Updateの更新ファイルを手動でインストールしたり、いろいろやってみても自動更新が失敗するときはWindows Updateコンポーネントをリセットしてみてください。直る可能性が高いです。リセットする方法は以下にまとめていますので、ご参照ください。
ウィルス対策ソフトがレジストリで許可していなくても配信されるようになった
一部のウィルス対策ソフト(ウィルスバスターとか)がレジストリで許可していないとWindows Updateの自動更新による特定の月例ロールアッププログラム(2018年1月分~3月分)が適用できない問題がありましたが、2018年4月分からはレジストルで許可されていなくても自動更新で適用できるようになっているようです。たしかにレジストリで許可していないWindows7のPCで更新ファイルの確認の一覧に表示がありました。
許可に使用していたレジストリを登録するコマンド
以下のコマンドでWindows Updateの自動更新を許可していましたが、2018年4月からは不要のようです。
reg add "HKLM\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\QualityCompat" /v "cadca5fe-87d3-4b96-b7fb-a231484277cc" /t REG_DWORD /d "0x00000000" /f
最新のWindows Update関連の投稿について
このページは投稿時点のものです。たまに見逃すことはありますが、最新の月例ロールアッププログラムやWindows Upadate Clientを見つけては投稿していますので、この情報が古いと思うときは以下のリンクから新しい情報があるか見てください。