容量不足でiTunesの復元ができなかったときにiPhoneを初期化する方法
iPhoneを初期化したいのに容量不足できない
iPhoneにGoPro QUICKアプリを入れて使っているのですが、動画編集後にアプリ内の動画を削除してもなぜか容量が変わりません。なので、GoPro QUICKで動画を編集すればするほで容量不足に陥ります。そこで、面倒ですがiTunes(Winodws)上で、iPhoneのバックアップ&復元をすると、空き容量を回復できるんです。この理屈で、また容量が残り5GB程度しか残っていないiPhoneのバックアップをiTunesで行い、復元しようとしました。すると、以下のエラーが...。
iPhoneで十分な空き領域が使用できないため、iPhone"******"を復元できませんでした。
空き領域を増やしたくて初期化したいのに、容量不足でできないとは...。超焦り(汗り)ました。
バックアップはあるのでiPhone単体で強制初期化!
もし、iTunesが入ったWindowsやMacが無かったとしたら、パソコン無しのiPhone単体で初期化するしかない訳ですが、その方法は2つあります。
- [設定]-[一般]-[リセット]から[すべてのコンテンツと設定を消去]を実行
- 物理ボタンを使用してリカバリモードにする
- 物理ボタンを使用してDFU(Device Firmware Update)モードにする
- iCloudの[iPhoneを探すから]から[iPhoneを削除]する
1.[設定]-[一般]-[リセット]から[すべてのコンテンツと設定を消去]を実行
事前に[設定]-[自分のアカウント]-[探す]-[iPhoneを探す]をオフにする必要があります。ただ、私の場合、初期化はできたものの、iTunes上で新しい別のiPhoneとして認識され、バックアップデータからの復元はできませんでした。
2.物理ボタンを使用してリカバリモードにする
スリープボタン(電源ボタン)、音量ボタン、ホームボタンを手順に従って長押しすることで、リカバリーモードにすることができます。以下の画面の状態になれば成功です。この状態でパソコンに接続してiTunes上でバックアップファイルから復元できます。
手順の参考ページ
リカバリモードのiPhoneをiTunesに接続したときに表示される画面。
iTunesはリカバリモードのiPhoneを見つけました。iTunesでご利用になる前に、このiPhoneを復元する必要があります。
あとは画面に従って復元をするだけです。
3.物理ボタンを使用してDFU(Device Firmware Update)モードにする
私は今回、これで復元することに成功しました。これもリカバリモード同様に、スリープボタン(電源ボタン)、音量ボタン、ホームボタンを手順に従って長押しすることで行えます。DFUモードは成功すると画面が真っ暗になります。電源ボタンを押しても真っ暗なので、完全に壊れたか!?とプチパニックになりますが、これが正解です。この状態で、ライトニングケーブルとiPhoneをパソコンのUSBに接続すると、Windousがピロン♪と反応します。
ちなみに、DFUモードとリカバリモードと違い、完全な工場出荷時でOSの入っていないパソコンみたいな感じです。この状態でパソコンに接続し、iTunes上の画面に沿って復元に成功しました。
手順の参考ページ
4.iCloudの[iPhoneを探すから]から[iPhoneを削除]する
iPhone紛失時の対応の一つとして、iCloudサイトにApple IDでログインし、[iPhoneを探す]から[iPhoneを削除]を選択することで、遠隔で初期化できます。初期化後は、iTunesから復元を行います。
手順の参考ページ
以上。