インストール画面をクリックする手間と、不要なソフトを抱き合わせで入れられることなくインストールするコマンドプロンプトで実行するコマンドです。インストールファイルをCドライブ直下に保存した場合を例にしています。
Adobe Reader
C:\AcroRdrDC1502320053_ja_JP.exe /sAll /rs /rps /msi EULA_ACCEPT=YES SUPPRESS_APP_LAUNCH=YES
/sPB
インストール状況をを表示しながら自動でインストール。[終了][キャンセル]ボタンでインストールを中止することができる。
/sAll
画面表示も対話操作なしで完全なサイレントインストール。
/rs
システムの再起動が必要な場合でも再起動を抑制。
/rps
システム再起動のダイアログを表示しない。
/l
エラーが発生すると、「%TEMP%\MSI*.LOG」にログを出力。
/msi "<コマンドライン・オプション>"
Windows Installerのオプションを直接指定する。インストール時あるいはインストール後の挙動を細かく設定するのに利用する。
EULA_ACCEPT=YESはインストール後の初回起動時に使用許諾契約書(EULA)の表示しないようにするものです。
SUPPRESS_APP_LAUNCH=YESはセットアップ後に Adobe Reader を起動するのを抑制するオプションです。
Acrobat Readerのインストールについての参考
Acrobat Readerのインストールについて以下のページも参考にしてください。
Adobe Flash Player
C:\install_flash_player.exe -install
-installを付けるだけです。ちなみに使うことはないかもしませんが、アンインストールする場合は-uninstallを付けます。
Java Runtime Environment
C:\JavaSetup8u121.exe /s SPONSORS=0 REMOVEOUTOFDATEJRES=1
/sを付けるだけでサイレントインストールできるんですがアップデートの際に余計なソフトを入れられないようにするSPONSORS=0と、旧バージョンが入っていた際は旧バージョンを削除するREMOVEOUTOFDATEJRES=1も付けておくと便利です。