Javaの余計なオプションを構成ファイルで無効にしてインストールする方法

余計な物をインストールされることがあるJavaのインストール

Java Runtime Environment(JRE)をインストールする際、バージョンによっていろんなツールバーや、アプリケーションをインストールされそうになります。

そのオプションを必ず選択しないとインストールができないようになっていたりすることもありますが、コマンドラインからサイレントインストールするか、以下の方法で回避できることを知りました。

それを回避する方法がある

インストールの条件を決める「構成ファイル」を作り、インストールファイルのパスにINSTALLCFG=**を付けて構成ファイルを指定してインストールする方法です。

実際の方法

例えば、ダウンロードしたjre-8u101-windows-i586.exeと以下のようなインストールのセッティングファイル(仮にinstall.cfgとして)をテキストエディタで作成し、Cドライブにjreというフォルダを作って置いたとします。

まずJava(JRE)を以下よりダウンロード

Link

Access Denied

https://java.com/ja/download/manual.jsp

次にインストール構成ファイルを作る(例:install.cfg)

SPONSORS=0
REMOVEOUTOFDATEJRES=1 

パラメータの意味や内容については以下を参考にしてください。

Link

構成ファイルを使用したJdkおよびjreのインストール

https://docs.oracle.com/javase/jp/8/docs/technotes/guides/install/config.html

そしてコマンドプロンプトで実行

C:\jre\jre-8u101-windows-i586.exe INSTALLCFG=C:\jre\install.cfg

実行時のスクリーンショット

実行順の画面

オプションを選択する画面が出てこないままインストールが完了しました!

その他の構成ファイル例

構成ファイルで指定できるパラメーターを全部指定するとしたときの例
INSTALL_SILENT=Disable
INSTALLDIR=
STATIC=Disable
AUTO_UPDATE=Enable
WEB_JAVA=Enable
WEB_JAVA_SECURITY_LEVEL=VH
WEB_ANALYTICS=Disable
EULA=Enable
REBOOT=Disable
NOSTARTMENU=Disable
SPONSORS=0
REMOVEOUTOFDATEJRES=1

INSTALL_SILENT=Enableにしてサイレントインストールしたり、AUTO_UPDATE=Disableにして自動更新を無効にしたりもできるようです。

パラメータの意味や内容については以下を参考にしてください。

Link

構成ファイルを使用したJdkおよびjreのインストール

https://docs.oracle.com/javase/jp/8/docs/technotes/guides/install/config.html

バッチファイル例

繰り返しインストール作業をする場合のバッチファイルのメモ。

このバッチファイルとインストーラーと構成ファイルをセットにしておけば、どの階層に置いていても簡単に実行できます。

@echo off

echo.
echo ===============================================
echo Java Runtime Environmentをインストールをします。
echo ===============================================
echo.

rem ----- 環境変数 -----
set PARAMETER=jre-8u101-windows-i586.exe
set CONFIGFILE=install.cfg

rem ----- インストール -----
%~dp0%PARAMETER% INSTALLCFG=%~dp0%CONFIGFILE%

pause

exit

その他のインストール方法

構成ファイルを使用するインストール以外に、コマンドプロンプトからインストールする方法もあります。

Link

Javaをコマンドラインから余計なオプションなしでサイレントインストール - Qwerty.work

http://qwerty.work/blog/2016/09/javasilentistallcommand.php

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