AdSenseの広告を遅延表示させてスコア改善とページ表示スピードを高速化

目次

AdSenseの表示を速くしたいのであえて遅延表示?!

AdSenseの広告を表示させるとどうしてもページの表示が遅くなります。広告の数が多いほど遅くなります。そのせいでGTmetrixPageSpeed Insightsのスコアが悪くなります。なんとかページの読み込みと表示を速くしたいと、

など、いろいろ試して少しはページ表示スピードやスコアがよくなったのですが、どうしても納得がいきませんでした。

そこで、いろいろ角度で調べていると、『逆に遅延させるといい』という方法を見つけました。以下にソースを貼っておきますが、効果ありました!PageSpeed Insightsでスコアが安定して90点以上出るようになりました。

    ↓ 遅延表示させたらスコアが上がった!

導入手順

  1. ページのソース内にある <script async src="https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js"></script>をすべて削除
  2. 以下のスクリプトソースを</body>直前に貼る

adsbygoogle.jsを遅延読み込みするので、ページソース内に一つでも残っていると効果が無くなります。一つも見逃さないように削除してください。

スクリプトソース

ページが表示された後にマウス操作ページスクロールが行なわれたらAdSenseの広告の読み込みが始まるスクリプトですが、何もアクションがないと全く広告が表示されないので、参考にさせていただいたソースに少しを手をくわえ、何もアクションが無くても3秒後に表示を開始するようにしました。

40行目あたりのwindow.setTimeout(onLazyLoad,3000)がその部分にあたります。

ページ閲覧者の環境やサーバーの負荷状況にもよるとお思いますが、1~2秒の遅延はあまり効果がなく、3秒(3000ミリ秒)以上の設定で試したところ、安定していいスコアが出るようになりました。

<script type="text/javascript">
(function(window, document) {
  function main() {
    // GoogleAdSense読込み
    var ad = document.createElement('script');
    ad.type = 'text/javascript';
    ad.async = true;
    // 新コードの場合、サイト運営者IDを書き換えてコメントアウトを外す
    //ad.dataset.adClient = 'ca-pub-7180830494628299';
    ad.src = 'https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js';
    var sc = document.getElementsByTagName('script')[0];
    sc.parentNode.insertBefore(ad, sc);
  }

  // 遅延読込み
  var lazyLoad = false;
  function onLazyLoad() {
    if (lazyLoad === false) {
      // 複数呼び出し回避 + イベント解除
      lazyLoad = true;
      window.removeEventListener('scroll', onLazyLoad);
      window.removeEventListener('mousemove', onLazyLoad);
      window.removeEventListener('mousedown', onLazyLoad);
      window.removeEventListener('touchstart', onLazyLoad);
      window.removeEventListener('keydown', onLazyLoad);
      main();
    }
  }
  window.addEventListener('scroll', onLazyLoad);
  window.addEventListener('mousemove', onLazyLoad);
  window.addEventListener('mousedown', onLazyLoad);
  window.addEventListener('touchstart', onLazyLoad);
  window.addEventListener('keydown', onLazyLoad);
  window.addEventListener('load', function() {
    // ドキュメント途中(更新時 or ページ内リンク)
    if (window.pageYOffset) {
      onLazyLoad();
    }
  //何もアクションがないときは指定秒数後に読み込み開始(ミリ秒)
  window.setTimeout(onLazyLoad,3000)
  });
})(window, document);
</script>
<!--/ Adsense 遅延読み込み -->

新コードと旧コードの見分け方

AdSenseの広告ユニットのコードの新旧は以下のような違いがあると、参考ページにはありました。それによって上記スクリプトの一部を変更する必要があるみたいです。

新コード例

<script data-ad-client="ca-pub-XXXXXXXXXXXXXXXX" async src="https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js"></script>

旧コード例

<script async src="https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js"></script>
<script>
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({
  google_ad_client: 'ca-pub-XXXXXXXXXXXXXXXX',
  enable_page_level_ads: true
});
</script>

私の環境の場合

自動広告と手動広告の両方があり、以下の2種類のタグがありました。

//自動広告
<script data-ad-client="ca-pub-7180830494628299" async src="https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js"></script>

//手動広告
<script async src="https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js"></script>
  <ins class="adsbygoogle"
       style="display:block; text-align:center;"
       data-ad-layout="in-article"
       data-ad-format="fluid"
       data-ad-client="ca-pub-7180830494628299"
       data-ad-slot="4445374565"></ins>
  <script>
      (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
  </script>

新コードなのか、旧コードなのかよくわからなかったのですが、広告タグにサイト運営者のIDに違いがあったので、

  • data-ad-client → 新コード
  • google_ad_client → 旧コード

と、見分ければいいのかな?と解釈しました。

どちらもdata-ad-clientしかないので新コードになるかと思われます。ですが、これをそれぞれ広告コードのdata-ad-clientを残したまま、src="https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js"を削除して以下のようにしました。

//自動広告
<script data-ad-client="ca-pub-7180830494628299"></script>

//手動広告
  <ins class="adsbygoogle"
       style="display:block; text-align:center;"
       data-ad-layout="in-article"
       data-ad-format="fluid"
       data-ad-client="ca-pub-7180830494628299"
       data-ad-slot="4445374565"></ins>
  <script>
      (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
  </script>

スクリプトソース中のad.dataset.adClient = 'ca-pub-7180830494628299';の部分はコメントアウトしました。自動/手動の広告タグもスクリプトソース中のサイト運営者IDが入っているので、私の環境の場合はスクリプトソース中のコメントアウトはどちらでもいい感じです。

参考ページ

今回のスクリプトの参考にさせていただいたサイト

「google adsense」設置で遅くなってしまったページ表示速度の改善 – 無限の天撃

https://m-drive.me/reminder/web/20191106-2094/

似たようなスクリプトの参考サイト

javascriptファイルをスクロール発火で遅延読み込みさせる方法 | q-az

https://q-az.net/lazy-load-script/

LazyLoadに関する他の参考サイト

遅延読み込みでwebページを高速化!jquery lazy loadの使い方

https://alaki.co.jp/blog/?p=2527

Googleアドマネージャーを使っている場合の参考

あとは収益が上がるのか下がるのかが気になるところ

ここまでやってスコアは良くなりましたがAdsenseの収益にどう影響が出てくるのか気になるところ。スコアが高くなったから収益も上がって欲しいのですが、上がるとは限らず、逆に下がったら手を加えた意味がありません。当分、観察が必要です。

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