Outlookの重複メールを削除する2つのツール(アドイン)
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パソコンの入れ替えなどでメールのバックアップや復元でインポート・エクスポートを繰り返すと過去のメールが重複しまくってしまい、整理に困ります。メールクライアントは主にOutlook 2007(ExpressじゃないOfficeの方)を使用しています。重複メールを削除したり検索したりする機能はOutlook 2010以降じゃないとないみたいです。
いちいちクリックして作業するのは面倒なので、いい方法がないか探したところ、Outlookに重複メールを削除するアドインがありました。
重複メールを削除するアドイン
※2020/09/15現在、以下のアドインのページは消滅して入手ができない状況です。
POPで受信したローカルの受信トレイのみ対応で、IMAPなどの受信トレイには対応していないようです。使い方は以下のページを参考にしてください。
IMAPの受信トレイを整理する場合は、IMAPの受信トレイのすべてのメールを個人用フォルダの受信トレイに移動させ、重複を削除したあとにIMAPの受信トレイに戻すという方法も使えます。
Outlook重複アイテムリムーバー(ODIR)
こちらはIMAPフォルダにも対応していました。実行後は受信トレイの中に重複メールを「ODIR_Duplicate_Items」というフォルダーに移動してくれています。ただし、件名とサイズと時間で重複を判別しているようで、中身までは比較していないため、完全ではないようです。
ダウンロードページ
以下のいずれかのページからODIR.exe
をダウンロードして実行します。自己責任でお願いします。
使い方は、ダウンロードしたファイルでインストールすると、Outlookのメニューに「ODIR」というメニューが出てくるので、その中の「Remove Duplicate Items」を選択し、表示された画面よりメールフォルダー(文字化けしてる)を選択し、「Remove Duplicate Items」というボタンを押すと重複メールの仕訳が始まります。
日本語の文字化け対策
日本語の文字け対策の方法を見つけました。以下のページが参考になります。
マクロを使って重複メールを削除する方法
マクロを使用して重複メールを削除する方法も見つけました。試してはいませんが、以下のページが参考になります。Outlook 2007/2010/2013で使用できるみたいです。恐らくOutlook 2016/2019でも使えるかもしれませんが、Outlook 2010以降は標準でクリーンアップの機能があり、アドインを使わなくても重複メールを削除できるので、Outlook 2007以外でマクロで削除することはないかもしれませんが、参考までにメモ。