金森式の断糖高脂質食ダイエット(ケトジェニックダイエット)を始めるにあたり、
- 金森式ダイエットに必要なサプリメントを知りたい!
- 金森式をやってみるための準備物を確認したい!
金森式ダイエットとは、金森重樹さんが実践している断糖高脂質のダイエット法(食事療法)になります。この記事の一番下に金森重樹さんの紹介がありますので、金森式ダイエットを知りたい方は参考にどうぞ。
本
金森重樹さんの断糖高脂質食ダイエットに関する本。カロリー制限ダイエットとは違う『断糖高脂質食ダイエット(ケトジェニックダイエット)』とは何か?がよくわかる本です。
サプリ
必要とされるサプリメント。どれを買えばいいのか悩むときの参考にしてください。
ナイアシン(ビタミンB3)
- 脂質の代謝を促進
- 血管が拡張し、体内に溜まったアレルギーを起こすヒスタミンを放出
- かゆみや赤みが出る『ナイアシンフラッシュ』作用があるため量少なめから始める
- 同じビタミンB3(ナイアシン)でも『ナイアシンアミド』については脂質代謝正常化作用はないらしい
- カルシウムとマグネシウムを一緒に摂るといいらしい
ナイアシンフラッシュについて
ナウフーズの250mgは特にナイアシンフラッシュは感じなかったので、ソラレーの500mgにチャレンジしたところ、飲んでから約30分後~1時間の間に全身が日焼けしたようにヒリヒリして血管が浮いてきました。
勢い余っていきなりソラレー500mgはやめた方がいいです。ソラレーなら100mgから始めて、徐々に2粒飲んでみたり、1粒に戻したりと調整しながら飲む方がいいです。2粒の200mgでも赤くヒリヒリすることがありました。特に寝る前など外出しない時に飲むのをおすすめします。私は仕事前に100mgを飲んで会社に行き、ヒリヒリはしなかったのですが、顔面が真っ赤になっていたらしく、周りの社員にビックリされました。
ビタミンB群(B1、B2、B3、B6、B12)
- 主要なビタミンB群 B1、B2、B3、B6、B12
- ボトルのデザインが同じでも100カプセルと250カプセルの容量違いがある
- B-50とB-100は一粒あたりの各ビタミンが50mgか100mgかの違い
ビタミンC
- 1日の必要摂取量は飲みすぎて下痢を起こした量の約75%の量が目安
- 粉末のビタミンンCは紅茶に入れたり肉にかけたりして使う
- 便秘解消法としてビタミン取りすぎてお腹を下すビタミンフラッシュをあえて起こす使い方もあるらしい
鉄分(キレート鉄)
- キレート鉄はTCA回路/電子伝達系を回す
- 鉄分にはヘム鉄(主に肉類に含まれている)と非ヘム鉄(豆類、卵、緑黄色野菜、貝類、海藻類に含まれる)がある
- キレート鉄は非ヘム鉄の吸収率を上げる(他にはビタミンCやクエン酸も)
- キレート鉄のサプリメントは日本で製造できないので海外製に頼るしかない
- 鉄の体内利用を上げるために、タンパク質とビタミンB群をしっかりと摂取する
- ビタミンB12も造血に不可欠
- 便が黒くなりすぎないようにする
マグネシウム
- ヒトは元々、大型獣が食べ残した獣の死骸の骨が主食だった - 骨猟仮説
- 現代人は骨を食べなくなり、Mg(マグネシウム)、Fe(鉄)が不足
- エネルギー産生時に必要な酵素(ATPase)はマグネシウムが必要
- マグネシウムがなければ、酵素が働かかずエネルギー産生ができない
- マグネシウム不足だとインスリンのブドウ糖取り込みや、インスリン自体の分泌が正常にできなくなることで、糖尿病発症リスクが上がるらしい
- 骨のリン酸カルシウムの安定にMgが必要となり、マグネシウムが不足、またCa/Mg比が上がると骨の形成などが障害され、骨粗しょう症のリスクが上がるらしい
- 疫学調査により、Ca/Mg比が上がると、虚血性心疾患のリスクが上がるらしい
- カルシウム2:マグネシウム1の比率で摂取するのが理想的らしい
マグネシウム
カルシウム+マグネシウム
オメガ3
- 現代食 外食無し ω6:ω3=20:1、外食 ω6:ω3=50:1 とオメガ3が不足
- 旧石器時代 ω6:ω3=1:1
- 日本脂質栄養学会が推奨するのはω6:ω3=2:1
- 炎症に対しレゾルビン/プロテクチン等で拮抗(抗炎症)するω3摂取のために魚油(フィッシュオイル)が必須
- オメガ3が不足すると慢性炎症→インスリン抵抗性→肥満に直結
- EPAは中性脂肪低下作用
- DHAは認知機能改善効果
- DHAはn-3系脂肪酸の中で唯一「脳」に取り込まれ、脳の活性化に関わる
- n-6系脂肪酸には 血中コレステロールの低下や認知機能改善効果があるため不要ではない
ビタミンE
ビタミンA(βカロテン)/ビタミンD/ビタミンK
葉酸
パントテン酸
アスタキサンチン
金森重樹さん監修のサプリ『NMNセフィロト』
金森 重樹氏完全監修の元、株式会社アークラボが販売するNMNサプリメント
サプリメントの摂取量と飲み方
特に決まりはなく、最適な摂取量は模索中で目安になります。食事内容によって、サプリの量は調整しましょう。
特にナイアシン(B3)はナイアシンフラッシュが出ると大変なので、外出前の摂取はやめた方がいいです。
朝
- ビタミンC: 2g
- B-50: 1錠
- E400: 1錠
- マグネシウム: 1錠
昼
- ビタミンC: 2g
夕
- ビタミンC: 2g
- B-50: 1錠
- 鉄27mg: 2錠
- オメガ3: 1錠
- ナイアシン500mg: 1錠
食材・調味料
MCTオイル
ケトジェニックダイエットと言えば、まずはこれ。MCT(Medium Chain Triglyceride - ミディアム チェーン トリグリセリド - 中鎖脂肪酸)オイル。
- 中鎖脂肪酸。一日30gの摂取が目安。
- 体内で早く分解・燃焼され、即座にエネルギーとして使われるため脂肪として蓄積されにくい
- 中鎖脂肪酸は燃焼するときにケトン体を作り、脳のエネルギーとなる物質
- 稀少なココナッツ由来の物と、安定した生産量のパーム核(パーム種)由来の物がある
- 含まれる成分としてC8(カプリル酸)、C10(カプリン酸)、C12(ラウンリン酸)がある
- C8とC10でできているものがほとんどで、めまいや下痢することがある
- C12(ラウンリン酸)を含む物もあるらしく、C8・C10と比べてゆるやからしいが、長鎖脂肪酸と分類する専門家もいるらしい(あまりC12を含んだMCTオイルは見かけない)
ココナッツ由来100%
パーム核(パーム種)由来100%
ミネラル豊富な天然の塩
- 海水から作られた天然の塩にはカルシウムやマグネシウムを含むミネラルが豊富
- 料理にかけたり、水に溶かして飲むなどできる
- 『雪塩』や『ぬちまーす』など、沖縄の塩が有名
牛脂
金森重樹さんの関連動画
金森重樹さんが登場するる断糖高脂質食に関するYouTube動画
ケトジェニックダイエットについての参考ページ