2020年1月 Windows Update 月例ロールアップの一覧とダウンロードリンク（Windows10/8.1/7）

米国日付の毎月第2火曜日（日本日付では毎週第2水曜日）に配信されるWindowsアップデートの月例パッチ。

2020年1月分として配信された現在最新の累積更新プログラムおよびマンスリー品質ロールアッププログラム（Windows10/Windows8.1/Windows7用）の一覧とダウンロードリンクをメモ。

今月から2020/01/14にサポート期限切れしたWindows7の更新プログラムは配信されないだろうと思っていましたが2020/01/15に配信されました。これが恐らく最後の更新プログラムではないかと思われます。

Windows 10 Version 1909（November 2019 Update / OSビルド 18363）用

Version 1909 の更新プログラムはKB番号が 1903 と共通になります。ダウンロードするファイルのリンクも同じ物になっています。

2020-01 Windows 10 Version 1909 の累積更新プログラム (KB4528760)

この累積更新プログラムは事前にインストールが必要なサービススタックプログラム（SSU）があります。累積更新プログラムよりも先にサービススタックプログラム（SSU）をインストールしてください。既にインストール済みに場合は不要です。

Windows 10 Version 1903（May 2019 Update / OSビルド 18362）用

2020-01 Windows 10 Version 1903 の累積更新プログラム (KB4528760)

この累積更新プログラムは事前にインストールが必要なサービススタックプログラム（SSU）があります。累積更新プログラムよりも先にサービススタックプログラム（SSU）をインストールしてください。既にインストール済みに場合は不要です。

Windows 10 Version 1809 / Windows 10 Enterprise 2019 LTSC（October 2018 Update / OSビルド 17763）用

2020-01 Windows 10 Version 1809 の累積更新プログラム (KB4534273)

この累積更新プログラムは事前にインストールが必要なサービススタックプログラム（SSU）があります。累積更新プログラムよりも先にサービススタックプログラム（SSU）をインストールしてください。既にインストール済みに場合は不要です。

Windows 10 Version 1803（April 2018 Update / OSビルド 17134）用

2020-01 Windows 10 Version 1803 の累積更新プログラム (KB4534293)

この累積更新プログラムは事前にインストールが必要なサービススタックプログラム（SSU）があります。累積更新プログラムよりも先にサービススタックプログラム（SSU）をインストールしてください。既にインストール済みに場合は不要です。

Windows 10 Version 1709（Fall Creators Update / OSビルド 16299）用

2020-01 Windows 10 Version 1709 の累積更新プログラム (KB4534276)

この累積更新プログラムは事前にインストールが必要なサービススタックプログラム（SSU）があります。累積更新プログラムよりも先にサービススタックプログラム（SSU）をインストールしてください。既にインストール済みに場合は不要です。

Windows 10 Version 1703（Creators Update / OSビルド 15063）用

2020-01 Windows 10 Version 1703 の累積更新プログラム (KB4534296)

この累積更新プログラムは事前にインストールが必要なサービススタックプログラム（SSU）があります。累積更新プログラムよりも先にサービススタックプログラム（SSU）をインストールしてください。既にインストール済みに場合は不要です。

Windows 10 Version 1607 / Windows 10 Enterprise 2016LTSB（Anniversary Update / OSビルド 14393）用

2020-01 Windows 10 Version 1607 の累積更新プログラム (KB4534271)

この累積更新プログラムは事前にインストールが必要なサービススタックプログラム（SSU）があります。累積更新プログラムよりも先にサービススタックプログラム（SSU）をインストールしてください。既にインストール済みに場合は不要です。

Windows 8.1 用

2020-01 Windows 8.1 向けセキュリティ マンスリー品質ロールアップ (KB4534297)

このロールアッププログラムは事前にインストールが必要なサービススタックプログラム（SSU）があります。ロールアッププログラムよりも先にサービススタックプログラム（SSU）をインストールしてください。既にインストール済みに場合は不要です。

Windows 7 SP1 用

2020-01 Windows 7 向けセキュリティ マンスリー品質ロールアップ (KB4534310)

このロールアッププログラムは事前にインストールが必要なサービススタックプログラム（SSU）があります。ロールアッププログラムよりも先にサービススタックプログラム（SSU）をインストールしてください。既にインストール済みに場合は不要です。

「お使いの Windows 7 PC はサポート対象外になっています」が表示されるようになる

今回の更新プログラムにはEosnotify.exeが含まれています。KB4534310の説明によると今回の更新プログラムをインストールすると、2020年1月15日 12:00以降、「お使いの Windows 7 PC はサポート対象外になっています」といった最新環境への移行を促す全画面表示がタスクバーよりも前に表示されるようになります。これは2019年12月のロールアッププログラムにも含まれていたもので、今月配信分にも含まれていましたので注意です。「セキュリティのみの品質更新プログラム（KB4534314）」を入れても同様に表示されるそうです。

重要 2020年1月15日から、2020年1月14日にサポートが終了した後、Windows 7 Service Pack 1を使用し続けるリスクを説明するフルスクリーン通知が表示されます。通知は、対話するまで画面に残ります。それと。この通知は、Windows 7 Service Pack 1の次のエディションでのみ表示されます。

• Starter.
• Home Basic.
• Home Premium.
• Professional.
• Ultimate. 

Note 通知はキオスクモードでドメインに参加しているマシンまたはマシン上では表示されません。

この警告画面が表示される仕組み

2019年12月または2020年1月の更新プログラムを適用すると、タスクスケジューラーに EOSNotify、EOSNotify2 というタスクが設定され、2020年1月15日のPM12時過ぎに Eosnotify.exe が実行され、全画面で警告画面が表示されるとのことです。

この警告画面が表示される条件

以下の条件を満たしているとEosnotify.exeが実行されるタイミングで表示されるそうです。

• ドメインに参加していない
• 拡張セキュリティ更新プログラム（Windows 7の延命）が適用されていない
• KIOSKモード（Webページ閲覧しかできない）ではない
• レジストリHKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\EOSNotifyにあるDiscontinueEOS がdword:00000001ではない（「今後、このメッセージを表示しない」をクリックしたときに設定されるレジストリ）

初めから表示したくないときの対処法

この表示は画面左下の「今後、このメッセージを表示しない」をクリックすると以後は表示されなくなりますが、初めから出したくないときの対処法は以下のページが参考になります。

• 「お使いのWindows 7 PCはサポート対象外になっています」の画面表示を消す方法とレジストリ

上記の対処法はタスクスケジューラを無効または削除する方法ですが、あらかじめ「今後、このメッセージを表示しない」をクリックしたことにするレジストリを設定することでも回避できそうな気がします。以下はコマンドプロンプトからレジストリを設定するコマンド例です。

reg add HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\EOSNotify /v DiscontinueEOS /t REG_DWORD /d 1 /f

HKEY_CURRENT_USERはログオンしているユーザーのみの対応ですが、HKEY_LOCAL_MACHINEにした場合、PC全体のすべてのユーザーに対応できます。

Windows Update エージェント（Wuapi.dll）の更新あり（Windows7）

Windowsアップデートの更新の確認が遅い、または終わらないときは最新のWindows Update Clientを入れると解消できる場合があります。最近の月例パッチには必ず現時点で最新のWindows Update Client（wuapi.dll）が含まれていますが、今回は前バージョンの2019年6月の月例ロールアップ（KB4503292）に含まれていた7.6.7601.24436から更新されていました。

ちなみに、このバージョンのWindows Update エージェント（wuapi.dll）だけをアップデートする単体のプログラムは配信されていないみたいなので、ロールアップは入れたくないけど、最新のWindows Update エージェント（wuapi.dll）だけを入れたいというのはできません。

インストール用バッチファイルの参考

Windows10 v1909 64bit用 の KB4528760 をダウンロードからサイレントインストールまで行うバッチファイルの参考です。

Windows Updateの自動更新や手動による更新ファイルのインストールが失敗するときにお試しください。

@echo off

:: ダウンロードリンク
set DownloadURL=http://download.windowsupdate.com/d/msdownload/update/software/secu/2020/01/windows10.0-kb4528760-x64_4ea59b94564145460ab025616ff10460bb7894d8.msu

:: ファイル保存名（拡張子無し）
set KbFileName=windows10.0-kb4528760-x64

:: 作業用フォルダパス
set TEMP=c:\InstallKB

:: 作業用フォルダ作成
md "%TEMP%"

:: 作業用フォルダを開く
explorer "%TEMP%"

:: 更新プログラムをダウンロード
bitsadmin.exe /transfer KbFileGet %DownloadURL% "%TEMP%\%KbFileName%.msu"

:: MSUファイルを作業用フォルダに解凍
expand /f:* "%TEMP%\%KbFileName%.msu" "%TEMP%"

:: インストール 
pkgmgr.exe /n:"%TEMP%\%KbFileName%.xml" /quiet /norestart

:: Dism.exeでインストールする場合
:: dism /online /add-package /PackagePath:"%TEMP%\%KbFileName%.cab" /NoRestart

pause

:: 作業用フォルダを削除
rd /s /q "%TEMP%"

exit

更新後に不具合が起きたらコマンドで削除

最近のロールアッププログラムはやたら不具合が多いので、特にWindows7のPCで、更新後に再起動を繰り返したり、更新したのにゾンビ化して起動のたびに同じパッチの更新を求められることがあります。そのときはPCをセーフモードで起動し、コマンドプロンプトから以下のコマンドを実行してアンインストールしてください。

wusa /uninstall /kb:4528760 /quiet /norestart

その他のWindowsとWindows ServerやOfficeのアップデートを探すページ

以下のページにWindowsおよびWindows Serverのバージョン別に更新プログラムがまとめられています。

Windows Updateの自動更新が失敗するとき

Windows Updateの更新ファイルを手動でインストールしたり、いろいろやってみても自動更新が失敗するときはWindows Updateコンポーネントをリセットしてみてください。直る可能性が高いです。リセットする方法は以下にまとめていますので、ご参照ください。

• アップデート失敗で試すWindows Updateコンポーネントを手動でリセットするバッチファイル

最新のWindows Update関連の投稿について

このページは投稿時点のものです。たまに見逃すことはありますが、最新の月例ロールアッププログラムやWindows Upadate Clientを見つけては投稿していますので、この情報が古いと思うときは以下のリンクから新しい情報があるか見てください。

• Window Updateに関する投稿の一覧

その他参考ページ