米国時間の毎月第2火曜日(日本時間では毎週第2水曜日)に配信されるWindowsアップデートの月例パッチ。
2019年7月分として配信された現在最新の累積更新プログラムおよびマンスリー品質ロールアッププログラム(Windows10/Windows8.1/Windows7用)のダウンロードリンクをメモ。
※差分更新ファイルやセキュリティのみの更新プログラムは省略しています。
Windows 10 Version 1903(May 2019 Update / OSビルド 18362)
2019-07 Windows 10 Version 1903 の累積更新プログラム (KB4507453)
ダウンロードリンク
Windows 10 Version 1809(October 2018 Update / OSビルド 17763)
2019-07 Windows 10 Version 1809 の累積更新プログラム (KB4507469)
ダウンロードリンク
Windows 10 Version 1803(April 2018 Update / OSビルド 17134)
2019-07 Windows 10 Version 1803 の累積更新プログラム (KB4507435)
ダウンロードリンク
Windows 10 Version 1709(Fall Creators Update / OSビルド 16299)
2019-07 Windows 10 Version 1709 の累積更新プログラム (KB4507455)
ダウンロードリンク
Windows 10 Version 1703(Creators Update / OSビルド 15063)
2019-07 Windows 10 Version 1703 の累積更新プログラム (KB4507450)
ダウンロードリンク
Windows 10 Version 1607(Anniversary Update / OSビルド 14393)
2019-07 Windows 10 Version 1607 の累積更新プログラム (KB4507460)
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Windows 8.1
2019-07 Windows 8.1 向けセキュリティ マンスリー品質ロールアップ (KB4507448)
ダウンロードリンク
Windows 7 SP1
2019-07 Windows 7 向けセキュリティ マンスリー品質ロールアップ (KB4507449)
ダウンロードリンク
事前に必要なサービススタック更新プログラム (SSU) KB4490628
今回のロールアッププログラムをインストールするためには、予めサービススタック更新プログラム (SSU) KB4490628 (2019/03/13に配信)を事前にインストールしておくことが必要です。2019年3月のロールアッププログラムを適用していれば既にインストール済みとなっているはずです。このKB4490628は2018年10月に配信されたKB3177467-V2を置き換える最新のサービススタックプログラムです。
Windows Updateを自動で行う場合は勝手にインストールされますが、オフライン環境や手動でアップデートする場合はロールアッププログラムより先に入れておいてください。
一部のPCで起こる再起動ループ問題
既知の問題としては取り上げられていませんが、一部のPCでは依然としてStreaming Single Instructions Multiple Data (SIMD) 拡張機能 2 (SSE2) をサポートしていないコンピューターでSTOPエラーが発生し、再起動を繰り返す状態になる問題は解決されず放置のようです。
この月例ロールアッププログラムを適用した一部のPCで、ログオン途中で急に再起動する症状が未だに発生しています。その際は、F8を押しながらコンピューターを起動し、コマンドプロンプトからこのページ下部にあるコマンドで更新ファイルをアンインストールすれば正常に起動できるようになります。削除後はまた同じ更新ファイルのアップデートを求められますが、Windows Updateの画面でKB4507449を右クリックして非表示にすれば更新を求められなくなります。
Windows Update エージェント(Wuapi.dll)は更新なし
Windowsアップデートの更新の確認が遅い、または終わらないときは最新のWindows Update Clientを入れると解消できる場合があります。最近の月例パッチには必ず現時点で最新のWindows Update Client(wuapi.dll)が含まれていますが、今回は前バージョンの2019年6月の月例ロールアップ(KB4503292)に含まれていた7.6.7601.24436から更新されていませんでした。
ファイル名 | Wuapi.dll |
バージョン | 7.6.7601.24436 |
更新日 | 2019年4月9日 |
ちなみに、このバージョンのWindows Update エージェント(wuapi.dll)だけをアップデートする単体のプログラムは配信されていないみたいなので、ロールアップは入れたくないけど、最新のWindows Update エージェント(wuapi.dll)だけを入れたいというのはできません。
インストール用バッチファイルの参考
Windows7 64bit用のKB4507449 をダウンロードからサイレントインストールまでを行うバッチファイルの参考です。
Windows Updateの自動更新や手動による更新ファイルのインストールが失敗するときにお試しください。
@echo off set DownloadURL=http://download.windowsupdate.com/c/msdownload/update/software/secu/2019/06/windows6.1-kb4507449-x64_6e41f8e0642fb3a87e99b8acd34b7541b9316d0b.msu set KbFileName=windows6.1-KB4507449-x64 md c:\InstallKB bitsadmin.exe /transfer KbFileGet %DownloadURL% c:\InstallKB\%KbFileName%.msu wusa.exe c:\InstallKB\%KbFileName%.msu /extract:c:\InstallKB pkgmgr.exe /n:c:\InstallKB\%KbFileName%.xml /quiet rd /s /q c:\InstallKB pause exit
更新後に不具合が起きたらコマンドで削除
最近のロールアッププログラムはやたら不具合が多いので、特にWindows7のPCで、更新後に再起動を繰り返したり、更新したのにゾンビ化して起動のたびに同じパッチの更新を求められることがあります。そのときはPCをセーフモードで起動し、コマンドプロンプトから以下のコマンドを実行してアンインストールしてください。
wusa /uninstall /kb:4507449 /quiet /norestart
その他のWindowsとWindows Server用
以下のページにWindowsおよびWindows Serverのバージョン別に更新プログラムがまとめられています。
Windows Updateの自動更新が失敗するとき
Windows Updateの更新ファイルを手動でインストールしたり、いろいろやってみても自動更新が失敗するときはWindows Updateコンポーネントをリセットしてみてください。直る可能性が高いです。リセットする方法は以下にまとめていますので、ご参照ください。
最新のWindows Update関連の投稿について
このページは投稿時点のものです。たまに見逃すことはありますが、最新の月例ロールアッププログラムやWindows Upadate Clientを見つけては投稿していますので、この情報が古いと思うときは以下のリンクから新しい情報があるか見てください。
その他参考ページ