Microsoft Officeの認証をバッチファイルで実行する
Microsoft Officeのボリュームライセンス等で、毎回決まったプロダクトキーでセットアップする機会が多いときに便利なコマンド(バッチファイル)を見つけたのでメモ。
これを使うとプロダクトキーの登録と認証が一発で終わります。
Office 2013の例
実行する際は「管理者として実行」してください。また、インターネットに接続されたオンライン状態でないと認証ができません。オフラインで実行した場合、エクセルやワードを起動した際に認証を求められます。
@echo off echo プロダクトキーを登録しています。 cscript "c:\Program Files\Microsoft Office\Office15\ospp.vbs" /inpkey:*****-*****-*****-*****-***** echo オンライン認証をしています。 cscript "c:\Program Files\Microsoft Office\Office15\ospp.vbs" /act pause exit
*****-*****-*****-*****-*****
の部分を認証に使用したいプロダクトキーに置き換えてください。
また、ospp.vbsのあるフォルダーのパスがOffice 2013の場合office15
となっていますが、Office 2010の場合はoffice14
、Office 2016/2019の場合はoffice16
となります。
さらにOSが64bitでインストールしたOfficeが32ビット版の場合、Program Filesの部分がProgram Files(x86)となりますので注意してください。間違っているとエラーで実行されません。
その他のコマンド
認証に使用したプロダクトキー下5桁を調べる
cd "c:\Program Files\Microsoft Office\Office15" cscript ospp.vbs /dstatus
認証解除(プロダクトキー削除)
違うプロダクトキーに変更したりする際、認証済みの状態を解除またはプロダクトキーを削除できます。
cd "c:\Program Files\Microsoft Office\Office15" cscript ospp.vbs /unpky:XXXXX
XXXXX
は先ほど/dstatus
で調べた下5桁のプロダクトキーを入力します。