フリーで快適にPCを遠隔操作できるVNC。以前はVNC ServerとVNC Viewer共にサクサク高速で操作できるTuboVNCを使っていましたが、TuboVNCがVNC Serverの配布をしなくなっからはUltraVNCを愛用しています。
UltraVNCでもミラードライバー(MirrorDriver)を操作される側(サーバー側)に入れておけば、操作される側の画面を操作する側に送信する画像をハードウェア処理してくれるので、TuboVNC並みにサクサク動きますし、日本語化パッチも配布しているところもあって非常に使いやすいです。
TurboVNCとUltraVNCを併用?!
そんな中、TuboVNCのページでちょっと気になるページを見つけました。
- 操作される側のVNC ServerはUltraVNC + ミラードライバーを使い
- 操作する側のVNC ViewerはTurboVNCを使う
というもの。
上記のページをGoogleで日本語翻訳した画面の画像
なんでそんなことが必要なの?TurboVNCと言えば遠隔操作するとき描画スピードが速いというのが特徴なので、ひょっとして操作するレスポンスが速くなるということなのかな?と思い、ちょっと試してみました。
やっぱりTurboVNCの方がちょっと速かった
予想通り、操作する側のPCにTuboVNCとUltraVNCのビューワーをインストールし、両方から同時にデュアルモニター環境のPCを遠隔操作してみました。
何かで測定して数値で比較したわけではなく、フォルダーを開いたりJPEG画像を開いてみたりしただけの体感での比較ですが、TuboVNCの方が若干早く表示されました。
でもUltraVNCを使うことにした
確かにTuboVNCの方が速いのですが1秒かそれ以下遅いくらいで、やっぱりUltraVNCの方が
- 有志によるメニューの日本語化パッチが配布されている
- フルスクリーンにしたりする操作性がいい
- 日本語入力で文字化けさせないことができる
ということもあるので、速くても操作性がいまいちなTuboVNCの方は扱いにくいです。
レスポンスに差があるとはいえ、UltraVNCも支障があるほど遅い訳ではないので、UltraVNCで充分かなと思いました。