Windowsログオン時のCtrl+Alt+Delを有効・無効にする設定とレジストリ

Windowsを起動してログオンユーザーを選択する前にCtrl+Alt+Delを押すよう求めたり、または求めないように解除したり、無効・有効を設定する方法をメモ。

この方法はWindows 10/8.1/8/7で共通です。

ローカルセキュリティポリシーから設定する方法

GUIで設定する場合、ローカルセキュリティポリシーは[コントロールパネル]-[管理ツール]から開けます。

設定は[ローカル セキュリティ ポリシー]-[セキュリティの設定]-[ローカルポリシー]-[セキュリティ オプション]にある[対話型ログオン: Ctrl + Alt + Del を必要としない]を開いて[有効]か[無効]かを選択します。デフォルトは[未定義]になっています。

有効と無効の違いは以下の通りです。

無効 Ctrl+Alt+Delの押下を要求する。
有効 Ctrl+Alt+Delの押下を要求しない。

レジストリで設定する方法

ローカルセキュリティポリシーの画面で設定したことをレジストリで設定することもできます。デフォルトの[未定義]のときは以下のDisableCADが存在していない場合があります。そのときは手動で新規で作成してください。

キー HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\System
値の名前 DisableCAD
REG_DWORD
値の内容 0 → 無効(Ctrl+Alt+Delを要求する)
1 → 有効(Ctrl+Alt+Delを要求しない)
※デフォルトは[未定義]

コマンドでレジストリを登録する方法

コマンドプロンプトやバッチファイルからレジストリの設定を行う場合のコマンドは以下となります。

reg add "HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\System" /v "DisableCAD" /t REG_DWORD /d "0" /f

値を"0"にして無効(Ctrl+Alt+Delを要求する)にする場合のコマンドですが、 元の[未定義]に戻したい場合は値を"空白"にしても"0"になってしまうのでDisableCAD自体を削除します。

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