ヤマハルーターのVPN接続はつながっているのに拠点先の共有フォルダを開けない

先日、会社のルーターをYAMAHA RT-58iからRTX-1200に切り替えました。

本店と支店のVPNが開通したことを確認し、切り替えの作業は終了したのですが、次の日に支店から『インターネットはできるが、本店のサーバーにアクセスできない。』と連絡がありました。

本店と支店のVPNが切断されているのではないか?と思ったので、両方に設置されているRTX-1200の管理画面をブラウザで見ると、インターネットの接続もVPNも『UP』になっており、切断を意味する『DOWN』になっていませんでした。それなのにいつも開ける共有フォルダを開くことができません。

しかし、本店のサーバーかルーターにPINGを打つと反応があり、その直後は共有フォルダーにアクセスできるようになりました。でも、数分後にはまた同じ状況に...。

 

結局、以下のコマンドがお互いのルーターのConfigから抜けていただけでした。

ip keepalive 1 icmp-echo 10 6 192.168.100.1

10秒に1回、拠点先ルーターのアドレス192.168.100.1にPINGを送信し、信号が到達できなかったら6回チャレンジしてみるというもので、常にパケットをVPNトンネルに流しておかないと、接続はあっても『まるで切断されたかのよう』になるみたいです。

Link

8.5.8 ネットワーク監視機能の設定

http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/manual/rt-common/ip/ip_keepalive.html

まるで、目の前にはいるけど話をしながら寝てしまうおじいちゃんのようです(笑)

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