Google Chart API で QRコードを作成
目次
http://chart.apis.google.com/chart?cht=qr&choe=UTF8&chld=l|0&chs=140x140&chl=https://qwerty.work
のように chl
の後ろに指定した文字列をQRコードにしてくれる優れものです。
例えば、上記のURL(https://qwerty.work/)のQRコードを表示すると
と表示されます。
使い方
http://chart.apis.google.com/chart?
の後ろにいろいろパラメータを入れていきます。
Google Chart API での使用したいチャートの種類を指定(必須)
例:cht=qr
今回はQRコードでしようするためqr
を指定していますが、その他グラフや地図などのチャートを指定できるようです。
出力する文字エンコードを指定(省略可)
例:choe=UTF8
書式 | choe=文字エンコード |
値 | UTF-8、Shift_Jis 他 (省略したときはUTF-8がデフォルト) |
表示するQRコードのEC(回復)レベルとマージン(余白)の指定(省略可)
例:chld=l|0
または chld=l%7C0
書式 | chld=<ec level>|<margin> |
<ec level>の値 | l,m,q,h (回復できるレベル L=7%,M=15%,Q=25%,H=30%) |
<margin>の値 | 任意の数字を入れる。 |
出力するQRコードのサイズを指定(必須)
例:chs=140x140
書式 | chs=ピクセル値×ピクセル値 |
値 | 適当 |
QRコード化したい文字列やURL(必須)
例:chl=https%3A%2F%2Fqwerty.work
書式 | chl=テキスト |
値 | 任意の文字列 (特殊な文字を含む場合はURLエンコードした文字列を使用する) |
リファレンス
詳細については英語のページですが、以下のページをご参照ください。
文字化けするとき
携帯電話でQRコードを読み込ませると文字化けしてうまく認識されない場合や、ブラウザにURLを送信してもページが表示できずエラーになる場合はURLエンコードされたURL内の文字列の中にある%
を%25
に置き換えることで回避できます。
例えば、「日本」をURLエンコードすると「%e6%97%a5%e6%9c%ac」となるのでURLは以下のようになります。
http://chart.apis.google.com/chart?cht=qr&choe=UTF8&chld=l|0&chs=140x140&chl=%e6%97%a5%e6%9c%ac

とするところですが、携帯電話で読み取ると文字化けしてしまいますが、%
を%25
に置き換ます。
http://chart.apis.google.com/chart?cht=qr&choe=UTF8&chld=l|0&chs=140x140&chl=%25e6%2597%25a5%25e6%259c%25ac

これを携帯電話で読み込むと%e6%97%a5%e6%9c%ac
と認識されます。
ファイルメーカーで使うとき
ファイルメーカー内でQRコードを表示するためURLをブラウザに送る場合は
Substitute ( GetAsURLEncoded (URL) ; "%" ; "%25" )
でURLエンコードされたURLフィールド内の%
を%25
に置き換えるとうまくいきます。
その他のQRコードAPI
QR code generator
http://api.qrserver.com/v1/create-qr-code/?data=https%3A%2F%2Fqwerty.work&size=100x100
QRコード作成API
https://link-style.info/qrcode/https%3A%2F%2Fqwerty.work
その他のチャート関連ツール
QRコードの作成はできませんが、グラフなどのチャートで使えます。