Adobe系、特にPhotoshopの起動が遅くなったときに高速化で試したこと

目次

※この記事を投稿した後に一番の解決策が後日見つかり、ページ下部に追記しています。結論から見たい場合はページ下部をご覧ください。(2021/04/29追記)

あるときから急にAdobe系の起動が遅くなった

PCのドライブはCドライブもDドライブもシーケンシャルリードは秒速3GB/sのPCIe接続のNVMe(M.2)SSDです。今までAdobe系のアプリケーションの起ちあがりに不満を感じたこともなく、スーッと起動していたのでどのくらいの起動時間だったか計ったことが無かったのですが、最近(バージョン2020~2021)にアップデートされた頃から、起動が遅く感じるようになりました。

特にPhotoshopの起動が遅い!

よく使うAdobe系のアプリケーションはPhotoshop、Illustrator、Dreamweaver、Premiere Proです。たまにLightroomやAcrobatを使います。この中でもPhotoshopが異常に遅く感じるようになりました。『環境設定を読み込んでいます...』からが長い。
そこで、ザクッリですがストップウォッチで起動時間を計測してみました。

起動時間

アプリケーション 起動時間
Photoshop 1分40秒
Illustrator 35秒
Dreamweaver 28秒
Premiere Pro 55秒

これで遅いとか、ストレス溜まるとか言ってたら怒られるかもしれませんが、以前はこれよりも体感的には速かったんです。

原因と対処方法を探す

ネットでいろいろ検索してみると、『起動が遅くなった』というブログが結構ヒットしました。併せて、『これで解決できた』という記事や投稿も目につきました。

特に目についた参考ページ

adobe photoshopの起動が遅かった場合にした対策 | 不動産リフォームの企画情報館

adobe photoshopの起動が遅かった場合にした対策 | 不動産リフォームの企画情報館

https://kikakukan.biz/2018/07/26/post-7765/

photoshop のパフォーマンスを最適化する

photoshop のパフォーマンスを最適化する

https://helpx.adobe.com/jp/photoshop/kb/optimize-photoshop-cc-performance.html

windows10・adobe利用のパソコンが突然、異常に遅くなったときにやったcドライブの掃除方法まとめ|小さな会社のためのブログ・動画の活用術

windows10・adobe利用のパソコンが突然、異常に遅くなったときにやったcドライブの掃除方法まとめ|小さな会社のためのブログ・動画の活用術

https://naka668.com/pc-sakusaku/

試してみた内容と起動時間

Photoshopのエクステンションの読込を無効にする

[編集]-[環境設定]-[プラグイン]を開き、以下2つの項目ののチェックを外す。

  • 『フィルター&エクステンションパネルにあるエクステンションのインターネット接続を許可』
  • 『エクステンションパネルを読み込み』

効果あり!45秒も短縮されました!

アプリケーション 起動時間
Photoshop 55秒(45秒短縮)

再度、元の有効に戻したみたら更に縮まりました!意味が分かりません!

アプリケーション 起動時間
Photoshop 47秒(53秒短縮)

設定を変えず、再起動すると少し遅くなったけど、以前よりはマシ。

アプリケーション 起動時間
Photoshop 1分4秒

一度、終了させて再度起動したら、1回目より速く、再起動前の最速の47秒でした。

アプリケーション 起動時間
Photoshop 47秒

こんなもんだったのかもしれませんが、以前は体感的に20秒くらいで起動していた気がしますので、他の事も試してみます。

 

Windowsの高速スタートアップを無効にする

[コントロールパネル]-[電源オプション]-[電源ボタンの動作を選択する]から以下の画面を開き、『高速スタートアップを有効にする』のチェックを外し、再起動します。

再度計測をしてみました。

アプリケーション 起動時間
Photoshop 55秒(前回47秒)
Illustrator 25秒(前回35秒)
Dreamweaver 34秒(前回28秒)
Premiere Pro 30秒(前回55秒)

速くなったものもあれば、遅くなったものもあります。効果があるのか、ないのかよくわかりません...。

他の事を試すので、一旦、『高速スタートアップを有効にする』のチェックを入れ、元に戻します。

Windows10のシステムチェック

コマンドプロンプト(管理者)を起動して、以下のコマンドでシステム(Windows)に不具合がないか確認し、修復して速くなるか試してみます。

コマンド

dism /online /cleanup-image /restorehealth
sfc /scannow

そして再計測。

アプリケーション 起動時間
Photoshop 49秒(以前の最速47秒)
Illustrator 25秒(以前の最速25秒)
Dreamweaver 27秒(以前の最速28秒)
Premiere Pro 28秒(以前の最速30秒)

誤差の範囲で、特に効果なしでした。

スタートアップの無効

[設定]-[アプリ]-[スタートアップ]にあるPC起動時に不要または止めても支障なさそうなものを『オフ』にしてみました。

アプリケーション 起動時間
Photoshop 49秒(以前の最速47秒)
Illustrator 24秒(以前の最速25秒)
Dreamweaver 24秒(以前の最速28秒)
Premiere Pro 32秒(以前の最速28秒)

こちらも誤差の範囲で、特に効果なしでした。

バックグラウンドアプリをオフにしてみる

[設定]-[プライバシー]-[バックグラウンドアプリ]『アプリのバックグラウンド実行を許可する』をオフにしてみました。これはWindowsの動きが重たいときに効果がある方法のようです。

アプリ毎の個別にオフできますが、丸ごとオフにしてみました。

再起動して時間計測。

アプリケーション 起動時間
Photoshop 48秒(以前の最速47秒)
Illustrator 24秒(以前の最速24秒)
Dreamweaver 26秒(以前の最速24秒)
Premiere Pro 24秒(以前の最速28秒)

Premiere Proが少し速くなりましたが、こちらも誤差の範囲で、特に効果なしでした。

しかし、Windowsサインイン後のもたつき感が無くなった気がするので、Adobe系とは関係ないWindowsに対する効果が現れました。このままバックグラウンドアプリの実行はオフにしておこうと思います。

Premiere Pro メディアキャッシュの削除

これはPremiere Proに限っての内容ですが、溜まったキャッシュを削除して高速化するというもの。

動作が軽くなるというもので、起動が速くなるとは思えませんが、一応試してみます。

[編集]-[環境設定]-[メディアキャッシュ]を開き、『メディアキャッシュファイルを削除』の横の[削除]ボタンを押します。

『システムからすべてのメディアキャッシュファイルを削除』を選択します。これを選択すると、Premiere Proで作業中だったファイルのキャッシュが消えて、作りかけの動画があった場合、再読み込みなど、動作が重たくなることがあります。それを避けたいときは『未使用のメディアキャッシュファイルを削除』の方を選択してみてください。

[OK]を押すと、以下2つのキャッシュフォルダ(隠しフォルダ)の中身がすべて消えます。

  • C:\Users\info\AppData\Roaming\Adobe\Common\Media Cache
  • C:\Users\info\AppData\Roaming\Adobe\Common\Media Cache Files

一応、Premiere Pro以外も含めて時間計測。

アプリケーション 起動時間
Photoshop 51秒(以前の最速47秒)
Illustrator 24秒(以前の最速24秒)
Dreamweaver 23秒(以前の最速24秒)
Premiere Pro 19秒(以前の最速24秒)

Premiere Proの起動が速くなりました!これは定期的にキャッシュの削除をしなければなりませんね。忘れそうですが...。

Adobeの設定フォルダを削除

C:\Users\info\AppData\Roaming\Adobe から古いsettingフォルダを削除してみます。フォルダを開いてみると古いバージョンのフォルダがたくさん出てきました。現在、バージョン2021のアプリしか使っていないので、古いフォルダはすべて削除してみます。settings以外の古いフォルダも削除してみます。

対象フォルダ
  • C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Adobe

更にアプリケーション名のフォルダ配下にも古いバージョン名のフォルダがあったりしましたので、それも削除しました。

削除が心配な場合はAcronis True ImageEaseUS Todo BackupAOMEI Backupperなどで、ドライブイメージのバックアップを取ってから行うと失敗しても復元できるので安心です。その前にゴミ箱に入れて元に戻せば済むんですけどね。

Program Filesの古いフォルダも削除

対象フォルダ
  • C:\Program Files\Adobe

パソコンを再起動後、時間計測。

アプリケーション 起動時間
Photoshop 55秒(以前の最速47秒)
Illustrator 26秒(以前の最速24秒)
Dreamweaver 24秒(以前の最速24秒)
Premiere Pro 26秒(以前の最速19秒)

こちらは誤差の範囲で、特に効果なしでした。

グラフィックカードのドライバアップデート

NVIDIA GeForce 1050 Ti を搭載しているので、以下のページから最新ドライバをダウンロードしてアップデートしましたが、効果はありませんでした。

アプリケーションを再インストールする

起動が一番遅いPhotoshopをアンインストールして、再度インストールしてみました。設定保持したアンインストール&再インストールと、設定を削除したアンインストール&再インストールを試してみました。

アプリケーション 起動時間
Photoshop 54秒(以前の最速47秒)

期待していたのですが、効果がありませんでした。

最終的に一番効果があった内容

やってみて効果があったのは以下の2つでした。

最速の起動時間

試してみて計測時間が最速だったのは以下です。

アプリケーション 起動時間
Photoshop 47秒
Illustrator 24秒
Dreamweaver 24秒
Premiere Pro 19秒

Photoshop以外は24秒という結果。Photoshopも以前は20秒台で起動していた記憶があります。また、改善方法が見つかれば追記していきます。

Creative Cloudの自動実行を停める(2021/04/29追記)

なんと!意外なところで爆速起動を取り戻すことに成功しました!Adobe系アプリケーションの起動を遅くしている原因は身内のCreative Colud(Adobe Cloud Desktop)の自動起動でした!これを停止したらアプリケーションの爆速起動ができるようになりました。

また、Windows10サインイン後のPC起動時のもたつきやスリープから復帰が遅かったのも解消できました!

行った手順

こちらの記事を参考にしてください。これを行うことで便利な自動更新が停止しますので、今後の更新は手動更新しなければなりません。その事をご留意の上、行ってください。

更に最速になった起動時間

アプリケーション 起動時間
Photoshop 13秒(以前の最速47秒)
Illustrator 11秒(以前の最速24秒)
Dreamweaver 6秒(以前の最速24秒)
Premiere Pro 8秒(以前の最速19秒)

どんだけ裏で重たいもんを動かしとるんか...って感じですね。でも、問題が解消でできてよかったです。

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