解決!Windows10タブレットでAPN設定しても圏外のままなので「既定のAPN」をコマンドで削除

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LTE搭載のWindows10タブレットHP Elite X2 1012 G2(LTEモデル・Docomo版)にBIGLOBEモバイルSIMカード(Docomo回線用)を入れてAPN設定しても圏外のままインターネットに繋がらず、困ったのですが解決したのでメモ。

結論から言うと「既定のAPN」を「Netsh mbnコマンド」で削除したら繋がりました。

方法は最後の方に書いています。スクリーンショットを撮っていないので、わかりにくいですがとりあえずメモ。

APN設定したのに「圏外」

タブレットにBIGLOBEモバイルSIMカード(ドコモ回線)を差し込み、画面右下のWi-Fiのアイコンをタップすると、とりあえず電波は掴んでいるようなアンテナマークと接続先としてJP DOCOMO (LTE)と表示されました。この時点ではインターネットプロバイダー設定にあたるBIGLOBEモバイルAPN設定をまだしていないので当然「圏外」です。

ちなみに「APN」とは「Access Point Name」の略で、「APN設定」はモバイル回線(携帯回線)版のインターネットプロバイダーの接続設定みたいなものです。この設定が無いと、電波を拾うことができてもインターネットの接続はできません。

余談ですが、スマートフォンの場合も同様で、よくある格安SIMに乗り換えてSIMカードを挿しても電話はできるけど、インターネットができないという問題はAPN設定が無いというのが原因です。

Windows10のAPN設定を追加する画面の場所

次に、BIGLOBEモバイルのAPN設定を追加しました。

  • [設定]-[ネットワークとインターネット]-[携帯電話]-[詳細設定]

設定手順は正しく問題はないはずなのですが、以下のような動きをしました。

設定後、接続先の表示がDocomo LTE(HSPA)に変わりました。ここでサクッと繋がる予定が圏外のまま。

正常であればステータスが「適用済み」→「アクティブ化中」→「アクティブ化済み」となり、回線が接続された状態になります。

しかし、「適用済み」→「アクティブ化中」→「切断済み」「圏外」を繰り返し、接続が確立されずインターネットに繋がりませんでした。

Windows 10に「インターネットAPNの追加」をする手順の参考ページ